AERU歯科＆矯正歯科の院長の細谷です。今日は2021年11月23日です。開業して2ヵ月を迎えようとしています。

先日、近所の「ダヴィンチ手術」で有名なニューハート・ワタナベ国際病院の事務担当さんが来られて、提携させて頂きました。
心臓弁の手術前に、歯科及び歯周病治療を行い血液の中の口腔細菌を減らす目的です。元々、開業時のサブミッションの中に医科歯科の情報の縦割りによる不利益を解消したいというのがあり、今回の提携はその第一歩だと感じています。ダビンチの機械かっこいいので添付しておきます。

ちなみに、口腔内最近と心臓手術の関係性はご存知だったでしょうか？私達の口の中の口腔内細菌が、心臓弁や人工心臓弁から見つかったというのは有名な話です。
歯周病の人は歯肉から常に血中へ沢山の菌が入り込んでいて、大部分は白血球などの免疫で退治されますがその一部が心臓弁に到達します。
弁に到達した最近は、歯にくっついている歯垢と同じバイオフィルムを形成します。一度バイオフィルムを形成すると中々除去するのは難しく他の病気を誘発します。
ですので、そうならないよう普段から歯周病治療を徹底して、歯周病重度の揺れている末期の歯は抜いた方が良いとされています。
私、歯科医師の細谷は歯周病重度の患者さんの治療や再生治療を幾度となく経験してきました。
ですので、今回の心臓手術前の口腔ケアに対して強いやりがいを感じています。
また、連携が取れてきたらご報告させて頂きたいと思います。