歯ぎしり・食いしばりの悩み

TCH(歯列接触癖)とは

歯ぎしり・食いしばりの悩み

最近、若い方にTCH(歯列接触癖)のお悩みを抱えている方が増えていると言います。
歯列接触癖とは弱い力で歯と歯がくっついている状態が長い方の状態を指します。

強い噛み締めと言うのは一般的に1.5分程度しか持続できないのですが、TCHと呼ばれる弱い力で噛み締めてしまっている状態は2.5時間も持続してしまうデータもあり、この負荷を弱い噛み締めの累積力は強い噛み締めに対してなんと60倍もの負荷になると言います。

顎関節症との関係

このTCH(歯列接触癖)の方の50%以上が顎関節症に悩んでいるという報告があります。
この顎関節症の状態とは血行にとっても悪く、痛みだけでなく頭痛や肩こりなど伴う場合もあります。

自分が歯列接触癖かどうか?

下記のような状態が見られる場合にはTCHであることが疑われます。

・舌の先端に歯の圧痕が付いている
・口を閉じた時に上下の歯が触れている
※歯がくっついている状態が楽だと思えたらTCHである。
・歯を噛み合わせると痛い
・慢性的な口内炎
・舌やほっぺたを噛んでしまう
・入れ歯を使うと痛い

自分で出来る改善方法

・部屋や職場に「歯を離す」とメモを貼り意識付ける
・深呼吸をする癖をつける

本来、上下の歯は当たっていない状態が健全です。
しかしながら、TCHを自分で治そうとして無理に歯と歯を離そうとすると逆に悪化することもあります。ですので20~30分に1度深呼吸をして歯と歯を離す意識付けが有効と言えます。
また、オーダーメイドのマウスピースを付けることも有効と言われております。

難易度の高い顎関節症の症例などは大学病院への紹介状などもご用意させて頂くことも可能です。
お悩みの方はご相談下さい。

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